練馬区議会委員 練馬区議会 公明党

宮原(みやはら) よしひこ Miyahara Yoshihiko

誠実!スピード!実行力! ―「ひとりの声を 皆さまのために」

 主張04:都市型の集中豪雨対策について

 平成17年9月4日から5日にかけて東京都内の各地で4時間に200ミリ以上の猛烈な雨がふり都内で、床上浸水1205件、床下浸水1389件と甚大な被害をもたらし、都市型の集中豪雨となりました。
練馬区においても、最大雨量231ミリ、時間最大雨量120ミリを記録し、床上浸水318件、床下浸水244件、下水道の逆流16件、道路の冠水など12件、また石神井川の稲荷橋付近の水が溢れ4・4ヘクタールが浸水し、関町北地区区民館に2名が避難されるなど過去最大級の被害となりました。
 近年、特に集中豪雨が多発しており、この原因に、ヒートアイランド現象があげられております。世界各地で、異常気象により、大雨、強風、干ばつ、日照不足といった現象が頻繁に起きています。国立環境研究所の解析によると、地球温暖化が進むと日本は、年間降水量が10%、豪雨の強度は20%も増加すると予想され、集中豪雨による水害の危険性が高まると指摘しております。地球環境を守り、ヒートアイランド対策をとるとともに、地域でできる災害対策に万全を期していかなければなりません。

 まず最初に、地球温暖化による集中豪雨の対策に対する区長のお考えをお伺い致します。
 練馬区では、平成11年の7月に1時間に131ミリというかつて経験した事のない集中豪雨があり、その後、度重なる集中豪雨により、関係する区民の方々は大変苦しんでおられます。
 東京都下水道局は、緊急重点雨水対策として、雨水整備のクイックプランを計画し、着実に工事が進み完了した所もあります。

 そこで第2点目に、このクイックプランの工事の進捗状況はどのようになっているのか、また今後どのような計画があるのかお伺いいたします。
 またこのクイックプランで対策をとった所の効果はあったのかお伺い致します。
この夏に工事が終了した、中村南地域では、約2300立方メートルの雨水を貯める事ができる貯留間を設置されたにもかかわらず、今回の集中豪雨に対して、工事をする前と同じく、雨水があふれてしまいました。地元の方々は「工事をしたのに、どうして水が溢れてしまうのか」との声もありました。
 本当に、この雨水整備のクイックプランが機能しているのか心配であります。
 このクイックプランの更なる対策を東京都に要望すべきと思います。お考えをお伺い致します。例えば豊玉南のグリーンベルトの下に貯留管を設置できないのかお伺い致します。

 第3点目に重点地区対策についてであります。
このように、練馬区において、浸水被害を受けるカ所は毎回同じ所に集中しています。区はこれらの地域を集中豪雨の重点地域と定めて、早期の対策を取るべきであります。お考えをお伺い致します。
 また地域の方々に協力して頂き、自主防災組織をつくり警報が出たときに、すぐに駆けつけ、土嚢などを積むなどの対応ができる対策を取るべきであると思います。お考えをお伺い致します。
また、防災課としての重点地区の緊急時のパトロールに強化をすべきであります。お考えをお伺い致します。
 私たち公明党は、今回の大雨のときすぐに現場に駆けつけました。腰に水がつかるなかで、区民と一緒に土嚢を運んだり、ゴミを除去するなど最大の救援活動を行いました。この中で様々なご意見を頂きました。ある工場の持ち主は、機械の置いてある事務所に雨水が入り込み、一部機械が使い物にならなくなってしまいました。この方は、毎回大雨になると、この様な、状況になり、なんとか、対策を取って欲しいと切実に訴えておられました。

 そこで第4点目に抜本的対策についてお伺い致します。
 このように、50ミリ以上の豪雨が頻繁に起きる中で、抜本的対策が必要であります。
 現在は50ミリ対応でありますが、これからは50ミリ以上の豪雨を想定した対策を取るべきであります。この事を東京都に対して、強く申し入れるべきと思いますがお考えをお伺い致します。今回の大雨で現在工事中の環状7号線の下の調節施設に約40万立方メートルの水を貯めましたが、それでも水が溢れてしまいました。この環7の調節施設の工事は中野区の野方まで工事が進められておりますが、練馬区までの計画があると聞いておりますが、その進捗状況をお伺いいたします。この工事が完成した場合、練馬区の50ミリの豪雨に対応できるのかお伺い致します。
 そして現在、練馬区では、河川で50ミリに対応されていない所はどの位あるのでしょうか、早急に対応を行うべきであります。お考えをお伺い致します。

 第5点目に練馬区としての対応についてであります。
 私たちが駆けつけた時は、雨水枡にゴミが溜まり、排水されない状況にありました。
 このゴミを取り除くだけでも、状況が変わって来ると思われます。このゴミを取り除く工夫は、できないのでしょうか。
 また現在練馬区として、雨水流出抑制対策で補助金が出ております。この制度を発展させて、区民の皆様に協力して頂くような方策がとれないものか、お伺いいたします。また、家の雨トイを直接下水道につなげず、庭に放流するなどの対策を区民にお願いできないのかお伺いいたします。さらに豪雨の時間帯については、入浴、洗濯を控えて頂くだけで、一定の効果が得られるものと思います。その対策について、具体的にお伺い致します。いずれにせよ、練馬区として、ありとあらゆる対策を講じて集中豪雨の被害を極力なくしていかなければなりません。現在、区の考えている対策をお伺い致します。

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