練馬区議会委員 練馬区議会 公明党

宮原(みやはら) よしひこ Miyahara Yoshihiko

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 主張18:認知症対策について

練馬区の65歳以上の高齢者人口は平成20年12月末現在13万3455人で、高齢化率が19%になりました。東京都の調査では何らかの認知症の症状がある高齢者は高齢者人口の約1割であり、練馬区としては約1万3千人の方々が認知症であると推定されます。また認知症の方々の60%が在宅で生活をしており、見守りなどの日常生活上の介護の支援を必要とされております。
今後高齢人口の増加に伴い認知症高齢者も増加すると見込まれており、認知症対策は重要な課題であります。
練馬区では認知症予防・対策事業として、認知症予防講演、認知症サポーター養成講座などに取り組んでまいりました。また平成19年、20年度に東京都の指定を受け認知症地域資源ネットワークモデル事業を行い、認知症対策について全国に先駆けて積極的に取り組んでまいりました。

そこで第1点目に東京都のモデル事業と今までの事業の成果と効果についてお伺い致します。また今後の対策についてもお伺い致します。
認知症家族の方々より様々な相談を受けます。ある方はご主人が毎日徘徊するため、その居場所を携帯電話のGPSでつかみ、タクシーで追いかけて行く事を繰り返しております。ひどいときは埼玉県まで探した事も有り経済的にも、精神的にも大変な負担がかかっています。また練馬区の認知症徘徊者が山梨県甲府市で保護された例もあるほどであります。以上の事から認知症の課題と対策について数点お伺いいたします。

第2点目に相談窓口についてであります。
練馬区としては地域包括支援センターが窓口となっておりますが、認知症に結びつかないため、区民の方々が何処に相談したら良いのか分からないとの声を頂いております。
相談窓口を分かりやすく、明確にすべきと考えますが、区のお考えをお伺い致します。

第3点目に徘徊者を発見し保護するシステムについてであります。
体が丈夫な認知症の徘徊者はどこまでも歩いていってしまいます。埼玉県新座市では、迷子になった子供や高齢者がでた場合、防災無線で放送し地域の方々に協力していただき発見する体制をとっております。
練馬区で防災無線を使うことは難しいと考えますが、何らかの形で認知症徘徊者を発見し保護する体制を作るべきと考えます。民間企業では、徘徊感知機器の開発も進められております。この様な民間企業の活用も検討し様々な対策を取るべきと考えます。
ご所見をお伺い致します。

第4点目に在宅支援についてであります。
認知症については各家庭で様々な状況があり、その支援策は1つ1つ異なります。窓口で相談を受けてから、必要であれば各家に訪問して状況を把握し、どのような支援が必要か早急に対応できる仕組みを作るべきと考えます。認知症の家族・介護者の方は大変な苦労をされています。少しでも負担を軽減する対策を経済負担も含めて対応をお伺い致します。

この項の最後に、認知症は地域全体で支えあう仕組みが必要であります。認知症高齢者を見守り家族・介護者の支援を今後どのように考えていくのかお伺いいたします。

(2009.2.10)

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