練馬区議会委員 練馬区議会 公明党

宮原(みやはら) よしひこ Miyahara Yoshihiko

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 主張33:いじめ問題について
( 平成24年第3回定例会一般質問にて )
いじめ問題についてお伺い致します。
昨年10月に滋賀県、大津市の中学2年生の男子生徒が自殺し、この時の教育委員会のずさんな対応や認識のずれが大きくマスコミに報道され、改めていじめ問題が全国的に大きな課題であると認識されました。
文部科学省によれば小中高校などでの2010年度のいじめ認知件数は約7万8000件で前年度に比べて6.7%も増加しており、早急に対策を取らなければならない問題であります。いじめはどの学校でも起こりうる、しかも根が深く、簡単に解決できない問題であります。だからこそ、個々の事例を徹底して検証し予兆を見逃さない体制が必要であります。今回の大津市の教育委員会では、いじめをいじめとして認めず、その事自体が無かった物として隠蔽する体質があったのではないかと疑われる事例が多くありました。
いじめ問題が起きたのが問題ではなく、その問題が起きたときにどの様に対応していくかが最も重要な課題であると考えます。また生徒と先生の信頼関係も重要であり、学校長が先頭に立っていじめを根絶する学校全体の取り組みが必要であると考えます。以上のことを踏まえ以下数点お伺いいたします。
まず、第1点目に教育長のいじめに対する基本的なお考えをお伺いいたします。

第2点目に今回の問題を受けて夏休み前に改めてアンケート調査を行った結果、いじめと認知した件数、小学校132件、中学校98件。そのうち教育委員会へ既に報告している件数は小学校31件、中学校19件でありました。またいじめの疑いがあると思われる件数は小学校380件、中学校193件、合計573件と大変多くの件数が調査でわかりました。現在、練馬区のこの実態と今後の対応についてどの様に考えておられるのか、お伺いいたします。また今後も定期的にアンケート調査を実施すべきと考えます。区のお考えをお伺いいたします。

第三点目に、いじめに対する早期発見についてであります。
いじめはその兆候を早期発見し、その芽を早いうちから摘んで行く事が大切であります。そしてその体制を構築していかなければなりません。この事について、どの様に対応され取り組まれているのかお伺いいたします。そして再発防止のための対応も徹底すべきであります。区のお考えをお伺いいたします。

第4点目にいじめに対する相談窓口についてであります。練馬区としての相談窓口は教育相談室、または各学校に配置されているスクールカウンセラー、心の相談員等が窓口となっていますが、私は今回の問題を期に第三者による相談窓口を地域に設置し気楽に安心して相談できる体制をつくるべと考えます。区のお考えをお伺いいたします。

また東京都が設置するいじめ110番等を広く活用していく必要があります。もし誰かにいじめられたらここに相談というカードを作り全生徒に配りすぐに相談できる窓口を周知すべきであります。ご所見をお伺い致します。また我が党が推進してまいりましたスクールカウンセラーという身近な相談員の配置も必要であります。現在、中学校には全て配置されていますが、小学校では20校の配置となっています。スクールカウンセラーを全校に配置すべきと考えます。ご所見をお伺い致します。

第5点目に「いじめはいじめるほうが100%悪い」との考えを徹底する必要があります。また「いじめや暴力は絶対に許さない」「いじめは犯罪」との考えも教えていかなければなりません。いじめに対する教育をどの様に行うのかお伺いいたします。

この項の最後に「いじめ防止条例」の制定についてであります。基本的な考えは教育指導要領に明記されていますが。改めて、いじめ撲滅の観点から、区の役割、教育委員会の役割、先生、保護者地域の役割等を明記しあらゆる方々の協力によりいじめをなくす運動を積極的に取り組む区の基本的考えを条例として制定すべきであります。練馬区のご所見をお伺いいたします。

(2012.09.30)

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